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本日のスポーツ紙で、乃木坂46運営会社の売却に関する記事が掲載されていました。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/akb/1890750/
7月1日付けで「ノース・リバー社」(大株主、秋元康氏)が株式を売却し、
JASDAQ上場企業の「キーホルダー社」の子会社になることが発表されました。
また先月の27日には、HKT48およびNGT48の運営会社が、同じく映画・音楽などの
デジタル配信系会社の子会社となるニュースが発表されています。
アイドルの送迎や育成、イベント企画を運営していた会社の売却。
これは、従来の集客型ビジネスモデルが通用しなくなったということでしょう。
コロナ不況下で、飲食、旅行、イベントなどのサービス業は圧迫されていますが、
一方、ネット通販や映画・電子書籍等のデジタル関連などは拡大を続けています。
このような動きから考えられることは、今後はネットだけで完結するデジタル関連の
ビジネスに商機があると判断されたのでしょう。
いずれにせよ、ポストコロナに向けて、従来の顧客が現場へ足を運ぶイベント参加型から、
ネット視聴やサブスク系の定額制サービスなどへの移行が加速されると思われます。
アイドル産業自体も、これからはコンテンツとして成立するか否かが勝負になるでしょう。
所属アーティストたちは、実力がなければ淘汰されていく時代になるかも知れません。

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